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試験概要

(8)テクニカルエンジニア(エンベデッドシステム)試験(ES)
■役割と業務
 エンベデッドシステムに関する要求仕様をまとめ、システム開発工程の計画及びシステム開発工程に基づく設計作業を遂行する業務に従事し、次の役割を果たす。

@ 要求された仕様を確保するために、製品に組み込むシステムに対するソフトウェア、マイクロプロセッサ、システムLSIなどの技術的効果・経済的効果に関する評価を行う。
A エンベデッドシステムを対象として、システム開発工程の立案、要求仕様書の作成、リアルタイム性の検討、及びハードウェアとソフトウェアのトレードオフを含めてシステムの設計を行う。
B マイクロプロセッサ、システムLSI、リアルタイムOSなどの仕様の策定・選定を行う。
C 開発を遂行する上での開発環境の整備を行う。


■期待する技術水準
  要求された性能、品質、信頼性などをソフトウェアとハードウェアの適切な組み合わせによってエンベデッドシステムとして実現するため、次の幅広い知識・経験・実践能力が要求される。
@ マイクロプロセッサやシステムLSIなどを組み込む立場から、ソフトウェア開発の要求仕様をまとめることができる。
A 要求仕様書を分析し、ハードウェアとソフトウェアの適切な組み合わせによって、エンベデッドシステム開発工程の計画及び管理ができる。
B 機能設計、詳細設計、システムの実現、ハードウェアとソフトウェアを結合した総合テストなどの一連の作業を実践できる。
C 情報技術及び制御技術などに関する基礎から先端までの知識を有し、要求されたエンベデッドシステムを開発する当該分野の知識を速やかに獲得でき、当該分野の専門家と技術上の打ち合わせができる。



情報処理技術者試験(13種)
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